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目次
序. 人間と発達
『キーワード 人間と発達 増補改訂版』
[編] 神戸大学発達科学部編集委員会
(大学教育出版、2007年3月、税込2,625円、
[ISBN-10] 488730725X / 4-88730-725-X、
[ISBN-13] 978-4887307254 / 978-4-88730-725-4)
- 人間はどこからきたのか
- ヒトはどのようにヒトになったか? ―ヒトの誕生と進化
- 人間はどのように人間になったか? ―人間の歴史と発達
- 私たちが生きる時代はどんな人間を創造したか? ―近代人の誕生と発達
- 人間発達とは何か
- 「私」というものの起源 ―私はいつから「私」か
- 「私」が「私」になること ―アイデンティティの発達
- 何をもって「人間発達」というのか? ―人格と能力のはざまで
- 人間は「発達」をどのようにとらえてきたか? ―「発達」の発見と変遷
- 「発達が権利である」とはどういうことか? ―人権と発達権
- 人間はどこにいくのか
- 人間らしく生きるとはどういうことか? ―人間性 (human nature) の発達と疎外
- 主体的に生きるとはどういうことか? ―法則的認識論と人間の自由意志
- ヒトはいつまでヒトでありつづけるのか? ―ヒトゲノムからみた人間発達のゆくえ
- 本書の構成
I. ひとの一生とライフステージ
- 総説
- 赤ちゃんの誕生
- 乳幼児期 ―乳幼児の内面世界から見えるもの
- 児童期 ―9, 10歳に起こる心の変化
- 子どもの遊びと文化
- 子どもの権利 ―子どもの権利条約
- 発達障害 ―対人行動・人間関係をめぐって
- 思春期 ―自立のはじまりとそのつまづき
- 青年 ―社会文化的所産としての発達期
- 性と生殖 ―青少年と性
- キャリア発達
- 子育て ―子育て世代の課題と支援
- サードエイジ ―サクセスフル・エイジングをめざして
- 高齢者 ―加齢と運動機能
- 少子高齢社会に未来はあるか
- エイジズム ―年齢差別をいかに超克するか
- ライフコース ―生涯発達の視点から
- 障害 ―ひとの経験の多様性
- 家族 ―親子関係の揺らぎと再生
- セックスとジェンダー ―男女平等へのストラテジー
- 死をどのように受けとめるか
- ナラディヴ・アプローチ ―人間理解のもう一つの方法
II. 人間の形成: 教育と支援
- 総説
- 教育と法 ―教育基本法と教育権
- 統治としての教育 ―近代ポリス論の視点から
- 教育改革 ―学校選択と学区制度
- 学校教育 ―ゆとり教育と少人数学級編制
- 科学的認識の形成と人格の発達
- 認知学習 ―頭の働きを解明する
- コンピュータを通した学び ―学習環境をデザインする
- 数理認識の形成 ―算数・数学の学び
- 市民的資質の形成
- 科学技術と教育 ―科学技術社会をどう生きるか
- 身体と教育 ―地域と学校を結ぶからだづくりの実践
- 言語認識の形成 ―ことばの学び
- 討論を通した学び ―ディベート学習
- 音楽的感性の育成
- 美術的感性の育成 ―バウハウスの挑戦
- 異文化理解・国際理解の促進
- メディア・リテラシーの育成
- 臨床教育 ―子どもの居場所をつくる
- 特別支援教育 ―一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育支援
- カウンセリング ―心理臨床の現場から
- 児童養護と発達支援 ―家庭・学校・地域をむすぶ
- 生涯学習
- エンパワーメント
III. 行動と健康
- 総説
- 健康発達 ―子どもの心と体の健康と発達
- 健康増進
- 健康行動 ―ライフスキル
- 健康環境 ―「あし」の機能と健康を考える
- 健康教育 ―性・エイズ
- 健康政策 ―喫煙・薬物対策
- 健康評価 ―保健・医療・福祉の連携と健康指標
- メンタルヘルス ―不健康への寛容
- 精神障害 ―臨床の現場から
- スピリチュアリティ ―現代人の宗教意識と精神
- 社会行動 ―なぜひとは、その行動をするのか?
- レジャー ―スポーツとレクリエーション
- 生涯スポーツ ―新しいスポーツ文化の可能性
- スポーツマネジメント
- 身体文化 ―ホッケーにみる階層と性
- ホメオスタシス ―環境からの刺激と生体適応の歴史
- 生体リズム
- バイオメカニクス ―やり投げにみる身体動作
- 体力
- 運動制御 ―随意運動と予測
- 運動心理学 ―健康スポーツの心理
- 運動処方
- スポーツ外傷 ―軽度脳神経外傷
IV. 感性と表現
- 総説
- 感覚 ―マルチ・モダリティ
- 感性 ―わざ
- 音 ―サウンドスケープ
- 色 ―日本人の色彩
- 音楽表現 ―指揮者の視点から
- 身体表現 ―舞踊と体感
- 造形表現 ―変態する人間
- 言語表現 ―内面の物象化
- 表現文化 ―その研究領域の刷新と学問的射程
- 美 ―社会における芸術の機能と創造の美学: 「実用音楽」と聴衆
- 芸術 ―演奏家の立場から
- 批評 ―芸術と社会の狭間で
- 創造 ―音の構成
- リアリズム ―朗言甬的歌曲の表現法
- 芸術療法
- アートセラピスト
- 表象 ―ファッションへのまなざし
- 民族と祝祭 ―民俗音楽と祭り
- 博覧会 ―近代の文化装置
- メディア ―テレビと監視社会
- 美術館ワークショップ ―プロセスの中で変化していく学び
V. 生活とテクノロジー
- 総説
- ライフステージと食
- アパレルと風合い ―新感覚・新機能性素材
- 自然派健康住宅
- 単身化社会のすまい
- 緑化とアメニティ
- 家庭用エネルギー ―省エネルギーとコージェネレーション
- IT技術と生活 ―コンピュータネットワーク
- インターネット ―社会構造のパラダイムシフト
- 人間生活工学 ―e-生活メカニクス
- ヒューマンエレクトロニクス
- ユニバーサルデザイン
- 現代社会と数学的思考
- 情報と論理 ―情報システムと信頼性
- コンピュータによる問題解決方法 ―グラフとネットワーク
- 統計による問題解決の手法 ―データ解析
- リスク社会の空間
- 食の安全性 ―食のリスクアナリシス
- バイオテクノロジー ―遺伝子組換え植物と遺伝子操作の今後の課題
- 情報セキュリティ ―暗号技術と代数系
- ホット/コールド・スポット
- 暮らしとコミュニティ ―神戸で「共に生きること」とは
- 生活の「豊かさ」とは何か ―well-beingとwelfare
VI. 環境: 自然と社会
- 総説
- 物質と時空 ―人間環境の枠組み
- 宇宙環境 ―人間と宇宙のかかわり
- 地球システム ―地球環境動態と人間
- 海と地球環境
- 共生の進化
- 大気汚染 ―浮遊粒子状物質
- 水質汚染 ―河川水の汚染と水道水の安全性
- 地質汚染 ―土壌の有機塩素系化合物による汚染
- 環境化学物質
- 生命と環境 ―環境物質の生体作用と生体応答
- 環境にやさしい生体触媒
- 生態系 ―里山にみる自然と人間の関わり
- 地球環境問題 ―地球温暖化・酸性雨・その他
- 自然現象・社会現象への数理的アプローチ
- エネルギー問題
- 廃棄物問題 ―物質循環の視点から
- エコロジー ―人間と自然の関係を考える多様な思想
- 都市 ―都市圏と都市システム
- 市場
- グローバリゼーション ―「もうひとつの世界」は可能か
- ネイション
- 市民社会 ―市民の可能性と限界
- 平和と暴力 ―人間発達としての平和構築
事項索引
人名索引
あとがき
Updated: 2008/08/21 (Thu) 16:05