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[事後] まちの寺子屋師範塾 報告&院生の感想・コメント

報告: 大学院GPスタッフ 田中 美子、寺村 ゆかの

兵庫県 (少子対策本部) と「大学コンソーシアムひょうご神戸」とが連携・協働し、地域の子育て支援者を対象に企画した講座「まちの寺子屋師範塾 ~子育て支援におけるシニア・ボランティアの役割~」が、以下のような内容で計6回開催されました。

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講座の様子
2008年10月18日 (土)
  • 第1回「市民ボランティアの意義と役割」
  • 第2回「発達障害の理解と対応」
2008年10月25日 (土)
  • 第3回「育児法の移り変わりと今求められる子育て支援」
  • 第4回「幼児期・児童期の子育て支援のあり方」
2008年10月26日 (日)
  • 第5回「子どもの読書生活」
  • 第6回「食育におけるシニアへの期待」

大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)の実践活動支援グループも協力し、4人の院生 (1名は第4回の講師として、3名はスタッフとして) がかかわりました。また、教員やGPスタッフも講師としてかかわりました。

受講者の感想など

50名の定員を越える60名以上のシニアや若い世代の方々が参加し、熱心に学びました。 受講生からは「講座内容には共感できるし自分の活動に大いに参考になった」「個人ができる支援だけでなく地域でできる支援も考えていきたい」「親の子育て不安をよく見かけるので、この講座で学んだことを地域に生かせたらと考えている」などの感想をいただきました。

院生の感想・コメントなど

1.

自分自身の関心テーマでもあり、多くの方々に知っていただきたいと思うこのテーマに、たくさんの方々が興味を持って熱心にこられているのをとても嬉しく思いました。そして、色々な参加者の方々の捉え方や感じ方に刺激を受けました。また私自身も興味深い講演をうかがうことができ、とても楽しむことが出来ました。

宮地 ゆき (教育・学習専攻 教育科学論コース M2)

2.

受講生の方々はとても熱心に話を聞いていて、非常に意欲的でした。シニアの方々と子どもたちは、最近では日常的に触れあう機会が少ないように感じます。知識などは、本に書き記しても伝えることは可能ですが、シニアの方々の経験は、簡単に伝えられるものではありません。まちの寺子屋を通じて、直に子どもたちへ様々なことを伝えてほしいと思います。子育て支援という形だけでなく、「地域全体での子育て」が可能になることを期待します。

小山田 祐太 (人間環境学専攻 生活環境論コース M2)

3.

計3日間全6回の日程で行われた「まちの寺子屋師範塾」。私は最終日に受付等のお手伝いをさせていただきました。参加された方々の熱気は予想以上で、学生たちにも見てもらいたいな、と感じるほどでした。大学という「場」で師範塾の講義があるだけでなく、講師以外に学生や院生も加わってこそ「まち」と大学の距離は近くなると思います。また、いろんな形式の講義も可能になると思います。私自身、講義の内容や参加された方々にたくさんの刺激を受けました。これから、ほかの分野の講座ももっと頻繁に実施してほしいです。よろしくお願いします!

佐竹 桃子 (教育・学習専攻 子ども発達論コースM2)

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院生スタッフ
(左から、小山田祐太さん、佐竹桃子さん、宮地ゆきさん)

Updated: 2008/11/14 (Fri) 12:20