本ウェブサイトは2012年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです。[2012年3月]

神戸大学発達科学部 人間行動学科 健康発達論コース

人々の健康について基礎から実践まで一貫して学べるコース

健康発達論コースは,人間の健康に関わる諸問題を扱う「健康科学」について学習・研究するコースです。健康科学においては,ヒトの構造や機能といった生物学・生命科学に関する領域,自然環境や生活環境に関する領域,健康政策や健康教育などヒトの心理的側面や社会科学などに関する領域についての広範囲な知識を身につけ,自ら問題提起をし,これらの問題に対して科学的且つ論理的に徹底して追及する能力が求められます。このような健康に関する広範囲な知識,および問題解決能力を身に付けることにより,より高度な学問を追求する研究者,あるいは実社会における指導者として活躍できる人材の育成を目標としています。 このため,学習の目標を人々の健康増進(ヘルスプロモーション)に置き,そのために必要な基礎的な知識(疾病予防,健康増進のメカニズム,人間の発達と健康,環境と健康とのかかわりなど)および現実に生活している人々に直接貢献する実践的な知識(健康教育と行動変容,健康政策など)の両面について医学,保健学,教育学,心理学等の専門スタッフより教育がなされています。 本コースにおいては,文科系,理科系双方の領域に関して広く関心と興味を持ち,ヘルスプロモーションに関する具体的な課題を発見し,健康科学に基づいて 基礎的・応用的・実践的な問題を解明するため,徹底的に,且つ多分野にわたる人々と協力して問題解決を図っていこうとする意欲ある学生を待っています。

学生の声

健康に関するあらゆる角度からの自由闊達な勉学環境

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立石由希子 さん(健康発達論コース4 年生)

健康発達論コースは,「健康」が主な研究テーマです。ゼミでは人間生態学を専攻していますが,この学問では,人間の健康に関わるあらゆる事象(例えば,運動,ダイエット,食事,睡眠など)について学ぶことができます。健康という自分の身近で興味のあることを学べるので,とてもおもしろいです。 大学生活では,勉学だけではなく部活動にも力を入れています。周りに,勉学と部活動やサークル活動を両立させている学生も多く,両立させて頑張れる環境も整っていると思います。学科・コースの友人はもちろん,学部を越えた部活動での仲間にも恵まれ,とても充実した大学生活を楽しんでいます。

過去版

スタッフとカリキュラム

スタッフと研究分野・研究テーマ

氏名職名研究分野・研究テーマ
加藤 佳子
(かとう よしこ)
准教授【健康教育,健康心理学】
生活科学と心理学の学際領域をベースとし,食行動など日常生活における健康に関連する人の行動について探究し,健康の増進をめざしています。
川畑 徹朗
(かわばた てつろう)
教授【健康教育,ヘルスプロモーション】
青少年が薬物乱用などの危険行動を避け,健康増進行動を主体的に選択できるようにするため,健康教育,ヘルスプロモーションに関する研究を行っています。
田中 洋一
(たなか よういち)
教授【健康科学,生態学】
足と靴の今と未来を考える。いい靴とはどういうものか。靴は足にとってイイモノなのか,ワルイモノなのか。そもそも必要なのか。足の未来像を考える。
辻本 悟史
(つじもと さとし)
准教授【認知神経科学,健康行動科学】
「脳と心の健康な発達」をテーマに,心身の健康を如何に保ち増進させるかについて研究し,生活の質 (QOL) の向上に資することを目指しています。
中村 晴信
(なかむら はるのぶ)
准教授【公衆衛生学】
生活習慣と疾病予防や健康増進との関係について研究しています。フィールド調査で健康問題を発掘し,実験で証明するスタイルをとっています。

カリキュラム

健康発達論コースのカリキュラムをご覧ください。

卒業と進路

卒業研究テーマ

健康発達論コースの卒業研究テーマをご覧ください。

主な進路

健康発達論コース 卒業生の進路 (神戸大学発達科学部人間行動学科)をご覧ください。

主な資格免許の取得状況

健康発達論コース 資格免許の取得状況をご覧ください。

コースサイト

Updated: 2011/06/24 (Fri) 16:22