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身体行動論コースのカリキュラム

カリキュラムの流れ

授業科目

学部共通科目

科目名科目概要
発達科学への招待(▲データ準備中)

学科共通科目

科目名科目概要
発達支援論研究(学科共通科目)ヒューマン・コミュニティ創成研究についての関心を得て,入門的な知識について学び,具体的な専門領域における支援の方法について考える。
人間行動特論B学外から講師を招聘し,人間行動に関する最新のトピックについて講義を行います。人間行動特論A,Bの2つの授業が隔年開講される。
人間行動特論A学外から講師を招聘し,人間行動に関する最新のトピックについて講義を行います。人間行動特論A,Bの2つの授業が隔年開講される。
身体運動発達論胎児期から二足歩行獲得までのヒトの発生と発育について概観するとともに,身体運動に関わる諸器官の基本的構造と機能及びその発育・発達について解説する。
公衆衛生学本授業では,病気の予防や健康増進に必要な生活習慣と健康の関わりや,地域社会の努力による予防行動に関する科学知識と術を学習する。
健康教育論健康教育について,小学校,中学校及び高等学校学習指導要領「保健」の目標,内容,指導計画と内容の取り扱いについて講義をする。
身体文化論世界中に遍在してきた身体にかかわる文化の意味を比較文化史の手法を援用しながら解読し,現在の身体文化のあり様に対する理解を深める。
からだの構造と運動身体諸機能である各関節の機能を解説するとともに,靱帯や腱の付着位置と身体運動との関係,および人の動きを客観的に分析する方法などについて理解を深める。
身体運動のしくみヒトの身体運動について「発現させるためのしくみ」と「持続させるためのしくみ」という2つの観点から,運動生理学の基礎を学ぶ。
身体機能加齢論身体機能の加齢変化について概説し,加齢による身体機能の低下を抑制・向上させるための身体運動科学的ストラテジーについて論考する。
健康管理論健康をいかに理解するか。自発的健康管理の意味,重要性を考え,実現するための要件を探る時間とし,方法論などについても講義する。
人体構造機能論人体の構造(解剖学)と機能(生理学)について基礎的な知識を習得し,健康や疾病に関する理解を深めることを目標とする講義形式の授業である。
生涯スポーツ論生涯スポーツの意義と考え方をライフサイクル論から学び,アクティブ・ライフスタイルを実践する知識とスキルを習得する。
社会調査法不適切な調査を行ったり,公表された調査結果を誤って解釈してしまうことのないように正しい社会調査の方法を身につけることを目指す。
身体行動概論人間行動学科身体行動論コースで学ぶ身体行動について自然科学・人文・社会科学から概説し,コース専門科目への導入とする。
行動発達概論人間行動の発達と適応に関する仕組みや原理を社会・心理・身体の関連から概説し,行動発達論コースの科目受講のための基礎的な知識を習得させる。
健康発達概論学科共通の1年次健康基礎科目として位置し,授業は複数教員によるオムニバス形式。医学,教育学,保健学の各分野からの健康情報を講義する。

主なコース専門科目

科目名科目概要
ストレス生理学演習ストレス状態における身体の生理学的な反応とその評価および日常的な身体行動によるストレス緩和方法関する文献の講読と実験を行う。
運動障害論演習運動障害に関するテーマについて調査や実験を行い,研究成果をまとめる。
体力科学論演習体力を科学的に分析するための基礎手法を学び,卒業研究に関わるデータの分析を行う。また関連文献の批判的検討を通して,卒業研究計画を立案する。
運動処方論演習健康・体力・トレーニングに関わるテーマについて論議し,その課題に対して調査・実験を行い,その結果について見方・考え方をプレゼンテーションを通して学ぶ。
身体運動制御論演習身体運動の仕組みに関する研究を進めていく上で基礎となる手法(実験課題の設定・先行研究の収集とレビュー・実験装置の作成からデータ収集・解析まで)を学ぶ。
身体運動技術論演習用具を使うスポーツにおいて,人間の動作と用具を一つの系として考え,それらを解析し,人間の動作と用具の相互間の影響を検討する。
運動心理学演習卒業研究に必要となる研究論文の講読,データ収集や分析,自分の意見や研究内容を効果的に伝えるプレゼンテーションの能力をトレーニングする。
スポーツ社会学演習卒業研究のテーマについて具体的に検討し,先行論文を講読する。また卒業研究のための方法論に関する文献を講読し,研究の課題と方法を明らかにする。
体育・スポーツ史演習研究法で学んだ方法論をもとに,最終テーマの設定,研究計画書の作成等の作業を通して各自の関心を卒業研究の中間発表へと具体化していく。
運動心理学研究法本領域における自分の疑問点をリサーチクエスチョンに発展させ,実証的な問題解決に繋げていく研究方法を基礎から学ぶ。
スポーツ社会学研究法スポーツ社会学の理論と基礎的研究法を実践的に学ぶ。研究論文の読み方,社会調査の基礎および調査データの処理法を実習する。
体育・スポーツ史研究法体育・スポーツ史の研究方法論を,自分史の執筆,仮テーマの設定,先行研究の検討,史料の所在調査,史料批判等の具体的な作業を通して学ぶ。
野外運動方法論自然環境の中で展開されるアウトドアスポーツの醍醐味と安全かつ組織的な運営方法について,六甲山縦走と雪上スポーツの実習から学ぶ。
体操運動方法論徒手,手具,器械器具による各種体操運動を実習します。また実際の身体活動を通して「わかる」から「出来る」に至る運動習熟の過程を体験学習する。
舞踊運動方法論舞踊を創る・踊る・観るという体験を通して,自分自身の身体に気づき,舞踊の理解を深めることを目的とする。またその指導法についても学習する。
武道系運動方法論柔道は日本の伝統文化としての特性をもち,その技術は投技,抑技,締技,関節技,当身技から構成される。その文化的特性や技術について理解し修得する。
球技運動方法論バスケットボールの基礎的技能と集団的技能を実習します。個人技能向上からチーム別学習へと移行し,勝ちを目指すための戦術や戦略を検討する。
水泳系運動方法論泳力向上・水泳指導法の習得,各種海洋スポーツの基礎技術の習得およびAED使用方法・心肺蘇生法を含む野外活動における安全管理について学ぶ。
陸上運動方法論陸上運動(走る,跳ぶおよび投げる)のパフォーマンスに影響する要因を探りながら各運動種目を実習し,陸上運動の特性を理解する。
バイオメカニクス実験身体運動のメカニズムについて実験を通して確認し理解する。また,バイオメカ二クス研究に必要な測定機器の使用方法を習得する。
運動生理学実験運動時の身体の適応と機能の向上ついて,筋機能・呼吸循環機能および体力面から実験を通して学ぶ。
健康行動科学健康の維持・増進,生活の質(QOL)の向上に対する脳科学や心理学からのアプローチを,主に子どもの発達に焦点を当てながら紹介する。
運動障害論運動の実践では外傷や障害はつきものである。ケガは性別や年齢によっても異なる。運動時のケガや予防について広く学ぶ。
ストレス生理学ストレス状態における身体の生理学的な反応とその評価および日常的な身体行動によるストレス緩和方法の生理学的機序について講義する。
子どものからだづくり子どもの身体発育の機序を明らかにし,運動や遊びを含む生活習慣ならびに生活環境との相互作用より子どものからだつくりについて論考する。
身体運動制御論現段階で解明されている運動制御メカニズムについて講述するとともに,巧みな動作を獲得するために何が重要であるのかを考察する。
身体適応論物理的な外部環境の変化や運動に対するヒトの呼吸・循環・体温調節機構の適応を,生理学的観点から概説し,適応のしくみを理解する。
体力科学論生活習慣病予防や健康増進からスポーツパフォーマンス向上まで,年代や目的にあった科学的なトレーニング法や運動について解説する。
運動処方論近年の体力・健康問題について,どのように運動を行えば「安全」でかつ「効果」的か,体力測定方法と運動プログラム作成について学ぶ。
身体運動技術論各系列で展開される運動方法論実習を技術的属性から捉え直し,技術要素,技術構造を明確にし,運動方法学の基礎理論を講義する。
運動心理学運動,競技スポーツ,体育,野外活動など,我々の身体行動には心の関与が欠かせない。様々な運動・スポーツの場で生起する心理について概説する。
スポーツプロモーション論国内外のスポーツ振興に関する現状や取組みに関する知識を深め,人々のスポーツ活動を支援するための方法論とスポーツ文化の振興について探求する。
スポーツマネジメント論スポーツマネジメントのハード面,ソフト面,ヒューマン面,情報面各分野の機能と運営方法について考察し,その現況と問題点,今後の課題を解明する。
スポーツ社会学現代社会におけるスポーツの系譜を社会学の視点から理論的かつ実践的に学び,スポーツのもつ多様で複合的な側面を分析する。
体育・スポーツ史近代体育・スポーツの歩みを学ぶことにより,その現状を批判的に検討する視点と,スポーツ文化の主体的な継承のための構想力を得ることを目指す。

Updated: 2011/06/06 (Mon) 12:43