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バイオメカニクス的サポートをもとにしたスポーツ活動の支援
[事後] 報告
- 実施日
- 2008年3月28日 (金)、及び4月7日 (月)
- 場所
- 神戸市立王子スポーツセンター 陸上競技場
- 参加者
- 前田 正登、丹松 由美子 (人間発達環境学研究科 M2)
- 概要
- 学内の体育会運動部は、競技成績を向上させるために様々な取り組みをしている。中でも選手のスキル向上は、競技成績向上には必須の要因であり、それにはスポーツバイオメカニクスの支援は不可欠である。本研究科には、スポーツバイオメカニクスを研究する学生が在籍している。今回の活動では、体育会陸上競技部の短距離選手を支援対象とし、選手の走動作の動作分析を行い、その結果から競技成績の向上を目指した走運動技術の改良についてのアドバイスを行った。
- 備考
- 本活動は、大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)実践活動支援グループの事業になります。
参加院生の感想
私は学部生の時、陸上競技部に所属しており、競技力を向上するために日々練習に取り組んでいた。その中で、技術的な点を重視した練習の際には、客観的な評価を必要とすることが多々あった。走技術の改善の際には、自身の感覚だけでは現在の動作の欠点や改善点が明確にならず、不十分であり、どのようにすべきかよく悩んでいた。そのような経験からも、今回の実践活動には、興味を持って積極的に参加することができた。私たちのように競技スポーツの研究に携わる者は、研究を進めていく上で選手のことを忘れてはならないと考えている。今回の活動のように、研究の結果が少しでも競技力向上に貢献できれば、研究する者にとっても喜ばしいことである。だからこそ、研究する者と実際に競技する選手との間には、つながりや気軽に意見交換出来る場がもっと必要であると今回の活動を通じて感じた。
丹松 由美子 (人間発達環境学研究科 M2)
Updated: 2009/01/26 (Mon) 15:10