本ウェブサイトは2012年3月末をもって閉鎖いたしました。このページに掲載している内容は閉鎖時点のものです。[2012年3月]

北京大学との学術交流会「日中大都市の時空間地理学」

時空間地理学は、時間と空間の広がりの中で営まれる人間の日常的な生活を、パスやプロジェクト、能力・結合・権威などの制約などの概念を用いて、具体的に検討することによって、マクロな集計では抜け落ちてしまう人間的リアリズムをとり戻すとともに、生活の質や暮らし易さといった現代的な課題に取り組もうとする地理学である。今回の講義では、日本と中国のいくつかの大都市を対象に、それぞれの大都市の時空間構造について論じた後に、日本・中国の構造を比較検討し、都市における日常生活空間行動の日中間の差異や共通性を明らかにする。

[事後] プロシーディングス (Proceedings)

本交流会のPDFファイルプロシーディングスが完成しました。なお、これは、PDFファイル「学術Weeks 2008」全体のプロシーディングス (37MB) から抜粋を行ったものです。[2009年3月]

開催について

日時
2008年11月11日 (火) ~ 13日 (木)
会場
神戸大学発達科学部 中会議室B (A棟2階)
対象
教員、大学院生、学生、その他
参加方法
事前の申し込みが必要です。下記の参加申し込み先までご連絡をお願いします。
参加申し込み先
大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)事務局 (神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科 ヒューマン・コミュニティ創成研究センター内、電話: 078-803-7969 (内線: 7969)、メール: gph_info@ml.h.【続けて「kobe-u.ac.jp」を入力してください】)
参加費
無料
問い合わせ先
山崎 健 (社会環境論、メール: ytakeshi@【続けて「kobe-u.ac.jp」を入力してください】、電話: 078-803-7778)
備考

プログラム

  • 招聘者: 柴 彦威 教授 (北京大学城市与環境学院)
  • 講義のテーマは、「日中大都市の時空間地理学」で、具体的には柴老師のこれまでの事例都市 (北京・上海等) における都市住民の生活空間行動について、話をして頂き、大学院生からの質疑をうけながら、日本・中国の大都市住民の生活空間行動の相違点や共通点およびその背景について議論する形をとりたいと考えています。その際、日中での調査方法の違いなどについても議論し、調査方法において、聞き取り・アンケートの作成の仕方などについても意見を交換することができればと思います。
  • 講義は基本的には日本語で行われる予定ですが、部分的には中国語を使用します (その際には、日本語の通訳あり)。

2008年11月11日 (火)

時間 内容 場所
10:00~12:00 時空間地理学と何か 発達科学部 中会議室B (A棟2階)
13:30~15:30 大都市の時空間構造 ―日本の事例―
18:00~ レセプション (学術Weeks合同) 発達科学部 大会議室 (A棟2階)

2008年11月12日 (水)

時間 内容 場所
10:00~12:00、
13:30~15:30
大都市の時空間構造 ―中国の事例― 発達科学部 中会議室B (A棟2階)

2008年11月13日 (木)

時間 内容 場所
10:00~12:00 大都市の時空間構造 ―日本と中国の比較― 発達科学部 中会議室B (A棟2階)
13:30~ フィールドワーク -

Updated: 2009/03/27 (Fri) 12:19