発達心理学セミナー「少女期の攻撃性の長期にわたる影響 ―30年間の世代間調査―」
開催について
案内ポスター (146KB)
- 日時
- 2009年6月24日 (水) 15:30~17:30
- 会場
- 神戸大学発達科学部 大会議室 (A棟2階)
- 対象
- どなたでも参加できます。
- 参加方法
- 当日、直接、会場へお越しください。
- 参加費
- 無料
- 主催
- 神戸大学大学院人間発達環境学研究科教育・学習専攻 伊藤研究室
- 備考
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- 講演は英語で行われますが、日本語通訳が付きます。
- 神戸大学発達科学部・神戸大学大学院人間発達環境学研究科の学生を対象に、スタッフを募集しています。
- お問い合わせ先
- メール: itoa@【続けて「kobe-u.ac.jp」を入力してください】 (伊藤 篤)
プログラム
講師 | Lisa A. Serbin (Ph.D. Professor of Department of Psychology, Concordia University) |
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タイトル | 「少女期の攻撃性の長期にわたる影響 ―30年間の世代間調査―」 (通訳付) "The long-term sequel of girlhood aggression: A thirty year, intergenerational study" |
講師プロフィール
Lisa Serbin (Ph.D. Professor of Department of Psychology, Concordia University)
- 研究テーマ
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- 心理社会的リスクの世代間の転移 (連鎖)
- 発達的問題および精神病理といったリスクを持つ子どもの健康と発達
- 現在進行中の研究
- 当初の「コンコルディア縦断リスクプロジェクト」の参加者の子ども世代 (=子孫) におけるリスクとレジリエンシィ (立ち直る力・跳ね返す力) を検討することが目的: このプロジェクトの参加者は幼少期から集中的にフォローされてきた人口密集地区で育った数百名の子どもや青年。(1) 貧困および環境的ストレス状態が、時間の経過に伴って、子どもの健康に及ぼす影響に焦点を当てたプロジェクト、(2) 学校で失敗するかもしれないというリスクを抱える子どもが、成功に向かわせることを予測する要因に焦点を当てたプログラム、(3) 子どもが障害を内面化させてしまうような環境的要因・神経-内分泌的要因・育てられ方の要因を理解することに焦点を当てたプロジェクトがある。これらのプロジェクトに対しては、CIHR、SSHRC、FQRSCから研究費の助成を受けている。
以上、Concordia Universityサイトに掲載されている紹介を日本語訳したものです。
[事後] 報告&院生の感想・コメント
セミナー報告
寺村 ゆかの
(大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度) 実践活動支援グループ)
受付
セミナーの様子
リサ先生
2009年6月24日 (水)、カナダのコンコルディア大学 人間発達研究センターの教授Lisa A. Serbin先生を講師として当研究科にお招きして、以下のテーマで「発達心理学セミナー」を開催しました (当初予定していたテーマから当日変更になりました)。
- テーマ: The transfer of health and developmental risk from women to their children: Exploring intergenerational pathways in a high risk sample
大学院GPプロジェクト「正課外活動の充実による大学院教育の実質化」 (2007~2009年度)の実践活動支援グループも協力し、3名の院生がスタッフとしてセミナー当日の準備や進行に協力、また、2008年度に本研究科の修士課程を修了した社会人が通訳を担当しました。セミナー出席者は、院生24名・学部生19名・教職員11名・外部3名でした。
さらに、26日 (金) には、2名の院生がフィールドワークとして講師を有馬温泉に案内、地域の歴史や工芸の紹介をしながら交流を深めました。
フィールドワーク報告「リサ・サービン博士 ―有馬温泉の休日―」
福井 良子、福田 やとみ
(人間発達環境学研究科 発達支援論コース (1年履修コース))
ロープウェイの駅にて
2009年6月26日 (金) リサ・サービン先生を有馬へご案内 / 関西の奥座敷へは、急峻な山越え~大学の裏からケーブル・山上バス・ロープウェイを乗り継ぐ登り旅。山上から広がるはずの眺望も曇天……リサ先生の行く先への不安はいかばかりだったろう。しかしさすがリサ先生の足元はスニーカー、坂の上の竹細工の老舗までの細い石道も楽々、まずは温泉玄関の足湯でつかって一服。雑誌によく載っている筆作りの老店主と畳に座って記念撮影。ふらりと立ち寄った小さなお寺では、心のこもった“おもてなし”を受けた。
Updated: 2009/08/20 (Thu) 16:03