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「ESDシンポジウム イン KOBE」: 開催概要

ポスター
PDFファイルポスター
(736KB)
キャッチフレーズ / テーマ
「開け ESD!!」
「持続可能な社会づくりにおけるソーシャルワークの意義」
日程と会場
  • 2009年3月7日 (土) プレセッション: 神戸大学六甲ホール (百年記念館)
  • 2009年3月8日 (日) メインセッション: 神戸国際会議場メインホール
  • 2009年3月9日 (月) 神戸大学学生とユヌス氏とのトークセッション: 神戸大学六甲ホール (百年記念館)

詳細については、プログラム (3月7日 (土)3月8日 (日)3月9日 (月))、講師プロフィールをご覧ください。

対象
ESDステークホルダー、NPO/NGOリーダー・スタッフ、学生・院生・研究者、教育関係者、福祉関係者、行政職員、企業関係者、企業・組織・団体の研修・教育関係者、一般
参加方法
事前のお申し込みが必要です。参加お申し込み (ウェブ・FAX・葉書)からお願いします。[2009年1月15日]
参加費 / 参加定員
無料 / 2009年3月7日 (土) = 50名様、2009年3月8日 (日) = 400名様、2009年3月9日 (月) = 100名様
主催
神戸大学賀川豊彦献身100年記念事業 神戸プロジェクト実行委員会
後援 (申請中)
日本ユネスコ国内委員会、外務省、厚生労働省、環境省、独立行政法人国際協力機構JICA兵庫、RCE兵庫-神戸、兵庫県、兵庫県教育委員会、神戸市、神戸市教育委員会、全国社会福祉協議会、兵庫県社会福祉協議会、神戸市社会福祉協議会、(株) 神戸新聞社、(株) サンテレビジョン、(社) 関西経済連合会、(財) 関西生産性本部、日本福祉教育・ボランティア学習学会
備考
本事業は文部科学省平成20年度「『国際協力イニシアティブ』教育協力拠点形成事業」の採択事業です。

開催趣旨

あらゆる人々が、地球環境・エネルギー問題など、地球規模での社会的課題の解決と、地域・個人的課題の克服の主人公になるために、国連・ユネスコを中心に世界的にESD (Education for Sustainable Development; 持続可能な開発のための教育) という新しい教育活動・運動・システムの開発が推進されている。しかし、理論・実践の両面において、その推進は、今なお途上といえる。ESDの内容・方法は、とうてい明確とはいいがたい。環境教育と同義に扱われたり、従来の開発教育と同一視されたりすることもある。また、単なる近代教育の領域的総合化と見なされることもある。ESDは、誤解と共にその概念が矮小化される危険性を有している。

そこで、本企画では、ESDの広大な地平をふまえて、貧困・福祉・平和の観点に立ったソーシャルワークの重要性に着目する。経済活動と地域活動の一体化をモチーフとしたグラミン銀行の活動や、救貧活動から生協運動を派生させた賀川豊彦の実践に学びつつ、ESDに不可欠なものとして、ソーシャルワークの意味を考究すると共に、その方向性を検討する。

また、ESDの実践・研究を推進するネットワークを形成し多様な領域の協働活動を推進する契機となることも、本企画がねらいとするところのものである。すでにいくつかのESD推進ネットワークは存在するが、そのつながりはいまだ偏在的で、企業・NPO/NGO・行政・教育/研究機関などによる広汎な連携は、いまだ実質的とはいいがたい。人間の社会生活への支援的介入としてのソーシャルワークのありようをアンカー (碇) に、既存の枠組みを超えた新しい対話が生まれることを、期すものである。

Updated: 2009/01/30 (Fri) 18:05