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[事後] まちの寺子屋師範塾 報告&スタッフの感想・コメント

報告: 大学院GPスタッフ 寺村 ゆかの

兵庫県 (少子対策本部) と「大学コンソーシアムひょうご神戸」とが連携・協働し、地域の子育て支援者を対象に企画した講座「まちの寺子屋師範塾」が、県下の22大学で開催中です。

本学では、2009年10月24日の第1回「地域諸資源の協働による拠点の充実・発展」、第2回「地域拠点における子育て相談の現状」、第3回「発達障害の理解と対応」と25日の第4回「市場de子育て ―まちむら交流カフェ“のら”の取り組み―」、第5回「幼児期・児童期の子育て支援 ―共感性を高めるペアレティングを中心に―」と、5回のシリーズ講座を提供しました。

この活動に当研究科の院生4名が関わり (講師および運営スタッフとして)、講座運営に協力しました。なお、講師を務めた院生、教員および教育研究補佐員は、2008年度に引き続いての講演でした。

受講者の感想など

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写真1: 熱心な受講者の様子
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写真2: 熱心な受講者の様子

定員50名を超える80名の申し込みがあり、実際の受講者は66名でした。シニア世代から若い世代まで多様な人々 (地域で子育て支援に関わる方々・行政・NPOの方々など) が参加し、熱心に学びました。受講生からは「具体的な地域拠点の話の中身が聞けてよかった」「地域の拠点とその地域の民生委員さんや主任児童委員さんと連携・協力関係を構築することも視野に入れてみてはどうか」などの感想・助言をいただきました。

講師の感想など

地域で子育て支援に関わる方々が積極的に質問をしてくださったので驚いた。自分の取り組みに対して、率直なご意見・ご助言をいただいてありがたいと思った。また地域のラジオ局 (ミニFM) をされている受講者の方から、取材とラジオ出演の依頼や、また行政の方からは、何か支援できることを考えてみたいなどの声をいただきました。

第4回講師 中塚さん

院生の感想・コメントなど

1.

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写真3: セミナーの様子 倉石さん

このような大学院GP活動の一環に、院生として2年続けて参画できたことは有意義でした。自分の研究内容を一般の受講者にわかりやすく伝えることは、研究の到達点を把握する良い機会にもなりました。GPの活動として多くの院生が、学会やセミナーの場で発表など様々に活動する機会が、今後益々増えることを願います。

第5回講師 倉石さん (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 教育・学習専攻 博士課程後期課程 在籍)

2.

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写真4: 受付の様子 福井さん・山崎さん

受講者の方々が気持よくセミナーに参加できることを考え、細やかな配慮に心がけました。高齢者の方や杖を使用されていらっしゃる受講者には、特に安全を留意しました。受講者の方々から感謝の言葉をいただき、意見交換をおこなうなど大勢の方々と交流ができました。

運営スタッフ 福井さん・山崎さん・福田さん (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 発達支援論 1年履修コース 在籍)

その他

なお受講生に、2009年11月から本格的に開催される大学院GP「学術WEEKS」への案内・参加も呼びかけたところ、申し込まれる参加者が増えつつあります。

Updated: 2009/11/09 (Mon) 11:40