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高校と共に授業を作る ~県立明石清水高校「科学と人間」コース~: 報告3

小山田 祐太 (人間発達環境学研究科 人間環境学専攻 生活環境論コース)

報告

科学と人間コースの授業ということで、今回の参加メンバーは理系の大学院生が中心でした。科学的な功績といえば、日本人のノーベル賞受賞ということが最近では挙げられ、非常にすばらしい出来事だと思います。しかし、ノーベル賞を取るような科学的な研究とは別に、もっと人に身近なところでも科学は用いられているということを伝えたく、今回参加することに決めました。

私のテーマは、家庭科・食物分野における「食の安全」についてでした。普段コンビニエンスストアなどでよく売られている商品を用いながら、食品添加物と、特定保健用食品について講義形式、ゼミ形式で授業を行ないました。生徒は珍しい授業形式ということもあって、積極的に活動をしてくれました。

最終日は各ゼミごとの発表があり、ここでは生徒よりもむしろ、参加した院生が熱心に発表を聞いている印象を受けました。もちろん私もその一人ですが。様々な分野が入り交じる発表は、私達にとっても生徒にとっても、希少で貴重で刺激的な経験になったと思います。

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Updated: 2009/04/21 (Tue) 16:02