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からだの仕組みに関する学術交流会 ―筋内の活性酸素の働き―
学術交流会について
ポスター (580KB)
高酸素や低酸素条件などの環境要因の変化が変化すると骨格筋運動神経コントロールが影響を受け、筋内での活性酸素生成が変化する。この活性酸素は通常の酸素よりも反応性に富むので、生体に毒性をもたらすととみに、筋内の感覚受容器にも影響する。今回の学術交流会では、この活性酸素のことに触れ、また、大学院生が自身の発表を通じて、英語での発表方法の修得をめざす。さらに、海外の研究者との交流を通して国際的な感覚を身につける。
- 日時と場所
- 対象
- どなたでも参加していただけます。
- 連絡先
- 近藤 徳彦 (メール: kondo@【続けて「kobe-u.ac.jp」を入力してください】)
- 備考
- 本企画は、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の教員、近藤 徳彦が企画しています。
プログラム
大学院生・学生との交流会
場所: 神戸大学発達科学部 中会議室B (A棟2階)
日時 | 内容 |
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2009年11月19日 (木) 15:00~17:00 |
交流会 |
学術交流会
場所: 神戸大学発達科学部 中会議室B (A棟2階)
日時 | 内容 |
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2009年11月20日 (金) 10:00~12:00 |
講演会「Oxygen: a major protagonist of muscle sensing」 講演者: Dr. Stéphane Delliaux (日本学術振興会外国人特別研究員、筑波大学) 運動中筋では酸素が多量に使われるため、活性酸素も生成される。酸素と活性酸素が筋内の感覚受容器を刺激するため、筋の活動の情報源になる。今回は、筋活動時にこの情報源がどのように重要なのか最新情報を提供するとともに、国際的な研究交流のあり方についても意見交換を行う。 |
発表「The heat loss responses to isometric exercise under mildly hyperthermic conditions in sprinters and distance runners」 発表者: 天野 達郎 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 博士課程前期課程1年) |
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発表「Analysis that the factors affect one's sports preference of physical activities and sports needs among middle and older adults」 発表者: 梶田 裕輔 (神戸大学大学院人間発達環境学研究科 博士課程前期課程1年) |
講演者プロフィール
Stéphane Delliaux (生理学者・医者)
1975年にフランスで生まれ、2003年Timone大学医学部を卒業し、医師免許を取得。その後、2007年にMéditerranée大学にて、生理学で博士号を取得する。2004年から2009年まで、Méditerranée大学での研究員、Marseille大学での教員を歴任。2009年度の日本学術振興会特別研究員に採択され、同年度5月に来日。
学術WEEKS 2009
プログラム冊子 (2.0MB)
Updated: 2009/11/10 (Tue) 20:35