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健康増進支援に関する講演会「免疫機能からみた健康課題 ―運動とかぜ―」

開催について

ポスター
PDFファイルポスター
(244KB)
日時
2010年11月12日 (金) 13:00~15:00
会場
神戸大学発達科学部 A棟2階 大会議室
対象
どなたでも参加できます。
参加方法
当日、直接、会場へお越しください。
主催
神戸大学大学院人間発達環境学研究科 近藤 徳彦
お問い合わせ先
メール: kondo@【続けて「kobe-u.ac.jp」を入力してください】 (近藤 徳彦)

プログラム

タイトル 免疫機能からみた健康課題 ―運動とかぜ―
講師 永富 良一 氏 (東北大学医工学研究科・教授)
講演内容
アスリートはカゼをひきやすくなるといわれている。オリンピック選手村診療所の受診者内訳では軽症の上気道炎症状および消化器系の症候が60%以上を占めるといわれている。また市民マラソン参加者の追跡調査によると、練習量が少ないランナーより練習量が多いランナーの方が上気道炎症状を呈する場合が多いことが知られている。なぜこのようなことが起こるのか?カゼをひきやすくなるメカニズムは一体どこまでわかっているのか?本講演では 1) 「免疫」のはららきだけではカゼの感受性を説明することが困難であること、2) アスリートのカゼは必ずしも感染症だけではない可能性があること、3) 感染症としてのカゼの原因はほとんどがウイルスであるが、ウイルスの感受性には免疫系以外の要素も考慮する必要があることを紹介する。
略歴
1984年東北大学医学部卒業。1986年東北大学医学部第3内科医員。1988年東北大学教養部保健体育学科助手。1994年東北大学大学院医学系研究科運動学分野助手。2002年同教授。2008年東北大学大学院医工学研究科健康維持増進医工学研究分野教授。医学博士。日本体育協会公認スポーツドクター。国際運動免疫学会 (会長・理事)、日本体力医学会 (理事)、日本臨床スポーツ医学会 (評議員)、日本老年医学会 (評議員)。

Updated: 2010/11/01 (Mon) 17:29