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ジャガイモ (学名: Solanum tuberosum L.、英名: potato、ナス科、原産地: アンデス山系)
- 栽培のポイント
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- 適齢 (1~ 2茎期) にある種イモを用いて強勢な萌芽をさせ、植え付け適期をまもる。
- 施肥は初期 (植え付けから着蕾期まで) によく施し生育を促し、後期はひかえる。
- 植え付け密度を適正にして、茂りすぎて徒長するのを避ける。
- 生育診断
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- よい生育: 主茎の基部が太く、節間がつまっており、各節から充実した側枝が発生している。葉は主茎の中ほどに付くものが大きく、それより下あるいは上につく葉との差がきわだっている。第一花房が大きく勢いがある。第一花房より上の茎が伸びすぎず、茎葉の成長が停止する時期の葉面積指数が3~ 4程度である。
- わるい生育: 主茎のもとのほうが細く、節間が長い。側枝は各節から出るが徒長して弱々しい。主茎の各節の葉は全体的に小さい上に、上・中・下の葉の大きさに差がない。
- 圃場選び
- 耕土が深く、通気性・排水性のよい砂じょう土を選ぶ。また、連作障害を避けるため、前作は同じナス科はさける。施肥量は10a当り窒素8~ 10kg、リン酸10~ 12kg、カリ12~ 15kgとする。
- 種イモの準備
- 種イモの大きさは30~ 40gが適切で、それより大きいものは切断して用いる。切断方法は頂部と基部を結ぶ線で縦割りとする。切断時期は春植えの場合は直前でもよいが、2~ 3日前に行うのが最もよい。秋植えの場合は気温・地温がかなり高い時期の植え付けとなるので切り口が腐りやすい。そこで、暖地の秋植えはとくに7~ 10日前に切断して、切り口が固まってから植え付ける。植え付けは、切断面が土と接するように置き、種イモの厚さの3倍程度に覆土する。
Updated: 2008/05/08 (Thu) 14:38