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ブロッコリーの栽培方法 (学名: Brassica oleracea L.、英名: Bloccori、アブラナ科)
- 栽培のポイント
- ブロッコリーは生殖器官である花蕾を収穫する。そのため、茎葉菜類とは違って花芽分化が必要となる。ブロッコリーは緑植物春化型なので花蕾の発育は茎葉が一定の大きさに成長してから進む。また、一般に茎葉のよく成長した株には大きな花蕾ができる。したがって、ブロッコリーの栽培では花蕾の発育に必要な茎葉をじゅうぶん確保することが大切である。
- 花蕾の発育異常
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- ボトニング: 幼苗期から低温に感応し、早期に花芽分化して小さい花蕾を着生すること。
- リーフィヘッド: 花芽分化後に高温にあって、花蕾の中に小葉が混じること。
- 種まき・育苗
- 深さ8cm程度の箱に土を入れ、5cm間隔の条まきにして種子が見えない程度に覆土する。その後、十分に灌水し、発芽まで土の表面が乾燥しないように新聞紙などをかけておきます。2~ 3日で発芽するので、発芽がそろったら新聞紙を除去します。本葉2~ 3枚になったら直径10cmのポリ鉢に移植します。
- 定植
- 1m2当たり化成肥料100gと苦土石灰100gを施し、幅70cmの畝を作ります。本葉5~ 6枚になったら40cm間隔で植えつけます。土が乾燥していると根つきが悪いので植え穴にあらかじめ灌水しておきます。
- 追肥・土寄せ
- 植え付け2~ 3週間後に1m2当たり化成肥料100gの追肥と土寄せを行います。花蕾が見え始めた頃と最初の花蕾収穫後にも追肥をおこないます。
- 収穫
- 花蕾の直径が10cmになった頃、花が咲いてしまう前に収穫します。その後、側花蕾を順次収穫していきます。
- 病害虫防除
- 苗の時期には立ち枯れ病が発生しやすいので、水のやりすぎには注意しましょう。害虫はアオムシ、コナガ、アブラムシの発生に注意します。
Updated: 2008/05/08 (Thu) 14:41