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展覧会・講演会・教室活動による社会貢献


鈴木 幹雄

(人間形成学科 教育・学習論講座 芸術教育)

1. NPO瑞浪芸術館主催 展覧会・講演会「20世紀ドイツ芸術の状況 ――森・水・文化・人間――」

助成・講演等

  • 岐阜県国際交流センター助成
  • 岐阜県共催、岐阜県国際交流センター、京都・大阪ドイツ文化センター、神戸大学発達科学部・岐阜大学応用生物科学部後援

主催の観点

日独国際文化交流事業の観点から、<自然―と共生する―人間・文化> という思想がドイツの文化的古都ドレスデンにおける20世紀芸術アカデミーの芸術的伝統の中からいかに育まれてきたかを明らかにした。

行事日程

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展覧会「ドレスデンの芸術 その息吹と精神」会場風景
  • [1] 展覧会「ドレスデンの芸術 その息吹と精神」 2006年9月10日 (土)~9月25日 (日)、11:00~17:00。
  • [2] 講演会「自然―と共生する―文化・人間」 第1部: 2006年9月24日 (日) 10:30~12:30、第2部: 同日、13:30~17:00。

行事内容

講演会テーマ: 「自然―と共生する―文化・人間」
専門家として次のような人々をお呼びしました。外務省中東欧課高橋政司氏 (予定していた加藤千幸元ドイツ・スイス大使の急折の為変更)、久保田岐阜大学応用生物科学部助手 (百町満朗同研究科長の職務の為変更)、アドルフ・ベーリッヒ元教授 (ドレスデン総合大学、芸術・音楽学部、VTRによる出演)。
展覧会「20世紀ドイツ芸術にみる森・文化・人間」
展覧会では、20世紀ドレスデンの芸術圏内で、自由な芸術理解がどのように発展してきたか、また「自然―と共生する―人間・文化」という思想がどのように開花してきたか、を展示した。

[1] に関して、ドレスデン・アカデミーの芸術家H・T・リヒター、G・ケットナーの作品世界を展示し、[2] に関しては、北東ドイツの雄大な自然を表現したアドルフ・ベーリッヒ元教授の水彩画作品とその世界を展示しました。

概況報告

2005/6年は、日本におけるドイツ年にあたります。日頃目にするドイツ芸術とは一味違ったドイツの具象絵画の世界とその魅力をその内側から見て戴けたものと思います。講演会は、その文化的背景と人間的思想を豊かに浮かび上がらせてくれました。

2. 平成17年度神戸大学発達科学部 工作・表現教室

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参加者作品 (小学校1年)

助成

神戸大学発達科学部

テーマ

子どもは写真=グラフィック表現に挑戦する

開催場所

神戸大学発達科学部 A137教室

理由と意義

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参加者作品 (中学生)
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第2課題: 子どもは写真表現に挑戦する

今日、学校内外において物作りの楽しさと実験的・探究的活動の楽しさが失われています。そのような状況の中で、子ども達を材料と道具を取り扱う視点と興味へと導き入れ、探究的・文化的・科学的関心と姿勢を育もうとしました。プランニングに際しては、ドイツにおける「子ども大学」の取り組みに学び、探究的・文化的活動と造形的活動とをリンクさせる試みをしました。

日程

第1課題: 子どもは写真=グラフィック表現に挑戦する

  • 2006年10月21日、11月21日: 発想法トレーニング、デッサン
  • 2006年10月22日、11月13日、20日: 子どもはリトグラフに挑戦する
  • 2006年12月25日: 子どもは写真製版版画に挑戦する (23日は積雪で中止、その為25日だけ開催) 急遽変更テーマ: 子どもは写真表現に挑戦する (年賀状作り)

Updated: 2009/09/17 (Thu) 10:19